Hurtfull

8. Heartful

最初に何を話したろう
僕らふたりの話だよ
初めて出会った日のことを
僕は忘れたくないと思う
特別なことは　何もなく
特別なもの　あげるでもない
けどいくつも増えてく記念日の
そのどれよりも記念すべき日の
ような気がして

ねえ だってそれが
僕と君の歴史の紛れもない
１ページ目 眼に見えぬ
何かに手引かれてから
積み重ねてく　君との思い出たち
君なら最後に何思い出す？
特別な日や特別な時間？
僕なら君とのごく普通な現在だよ

 

君よ幸せにどうか
こんな僕に出来ることがあるなら
どんな些細なことも
君と僕を繋ぐ理由になるから
例えばそう君が
何かにつまづき　ふと迷う時は
そっと君の手を取り
だいじょうぶと　笑って見せる

 

君が笑うと僕も笑う
君の笑顔が僕の中に
隠れてる不安や弱さごと
僕を照らし出してくれるようで
君が光をくれるなら
僕の未来を君に捧ぐ
永遠なんて言葉を
初めて使いたいと思えたよ

いつかふたりで　話した未来のこと
ひとつずつ叶えていきたいと思う
時には吐く弱音　そんな時は黙ってそばで
ずっと見ててくれよ　君がいるなら
何があっても　きっと怖くはない
理屈とかじゃなく　いくつもの辛い過去
乗り越えたいまだからこそ言えるよ

 

君は幸せだろうか
こんな僕じゃ少し不安もあるけど
君といれる今日を
守り続けたいこれからもまた
例えば明日には
この世界が消えてなくなるとしても
変わらずまた今日も　強く君を抱きしめる

 

君よ幸せにどうか
こんな僕に出来ることがあるなら
どんな些細なことも
君と僕を繋ぐ理由になるから
例えばそう君が
何かに傷つき　くじけそうな時は
そっと君の背を押し
歩き続けよう　これからもまた
確かなものなんて
何ひとつないのかも知れないけど
確かにいま僕は
あなただけを愛してる