LYRIC – 春

1st Album 「Hurtfull」 2011.8.1 Release

 Hurtfull

7. 春

晴れ渡る空に 心地よく鳴り響く
君の笑い声と 言葉にならぬ想い
こんないつもの毎日を
いまはどんなことより大事に思う
そりゃ不安もあったし 苦難もあった
本当ゆうと君には不満ばっかり
なんて冗談さ いつもごめん
ずっとそばにいてくれよ 一生ね
君にウソはない 取り繕うだけの
渇いた恋をしていたあの日
君の憂いに満ちた瞳に胸は
高鳴り気持ち抑えきれず揺れる
ダメってホントはわかってるんだけど
何故って?心が僕に問いかける
夜明け前 追っかけた
これが最後だと どこか気付いていたよ

 

季節でいや今が暖かな春で
風に揺れる花に見とれてました
花びらのひとつも 見逃さぬように
僕はよくない頭を振り絞って
君に似合う言葉を探してました
いつになりゃ 素直に言えるのかな

 

この暮らしにも慣れて ホッとしてたとこ
俺だけかな 聞かせてよ君はどう?
初めてのことばかり ミスはしょうがない
ハプニング続きで 時に大笑い
そりゃそうだ 僕だけじゃない
君にとっても初めてなわけだから
お互いやり方に迷うなって
笑ってるようでなんか和むな
君の記録をずっと集めてさ
この家を出る時に預けてやる
毎日が自己ベストってぐらいに挑め
つまづいたならゆっくりいこうぜ
だいじょうぶ どんな時だってここにいる
君と人生の半分を共にし
時には笑い また時に悩み
幸せの意味を知って欲しいただ

 

季節は若葉が背を伸ばす夏へ
やわらかな陽に目を細めていました
彩やかな光が眩しすぎて
僕は君に想いを伝えたくて
言葉よりもきつく抱きしめました
ありがとな 僕らを選んでくれて

 

いつか君も少し大人になって
世界の悲しさに気付くだろう
君が望むのならば そんな時には
いまと同じようにきつく抱こう
忘れないで どんなに辛いって日でも
いつでも僕ならここにいて
君の幸せ願い 味方でいるよ
君が望みはしなくたって

 

季節が廻り色を変えてゆくように
僕らもまた変わり続けてかなくちゃ
今日よりも明日は笑えるように
誰もが嫌でも歳を取りゆくけど
君とならば楽しみでさえあんだ
いくつもの見せたい景色がある

季節でいや今が暖かな春で
風に揺れる花に見とれてました
花びらのひとつも見逃さぬように
いつかは秋も過ぎて冬が来るけど
その先で待つ春の香りが
優しくて 僕らは夢を見るんだろう