LYRIC – ふたりぐらし

1st Album 「Hurtfull」 2011.8.1 Release

 Hurtfull

10. ふたりぐらし

何気ない顔であなたが笑う
古くて新しい部屋の中
やわらかな日差しに 暖かな未来が
透けて見えた気がした
いくつかの道が別れちゃ消える
その中からひとつ選んだ道で
あなたと出会い 僕はあなたを選び
またいくつもの 道をあなたと選ぶ

ひとりだってやってけると強がっていた
人恋しさをうまくごまかしながら
けどいつもたった一人を求めながら
いつかこんな日がくるの待ってたんだ

 

ひとつだったものがふたつに増えて
ふたつだったものがひとつになった
たったそれだけのことであって
世界はいつものように回るのでしょう
けど、どこにでもあるそんな話や
見失いそうな当たり前のカタチが
僕の望む幸せってやつだと
いま君が僕に教えてくれたから

 

見慣れない色のハブラシが並ぶ
あなたが色をつけてくれるなら
味気ない僕の部屋も生き方も
別に悪くもない気がした
いくつかの荷物だけ抱えて
僕の元で暮らすと決めたね
あなたの不安を取り払うような言葉
伝えたいけど 困ったな
もうなんて言おうかな…

二人の時間はきっと多くなるけど
一人の寂しさは倍になるだろう
互いに帰りを待つことも増えるけど
おかえりって言える幸せがあるだろう

 

変わらずふたつあるものってなんだろう?
変わらずひとつのものってなんだろう?
それは互いが感じる胸の鼓動と
いつまでも変わらぬひとつの想い
これからもこんな感じでいきましょう
これからもずっと一緒それでいいでしょう?
なんてゆってまっすぐ僕を見るから
僕は何も答えられずにいたんだよ

 

嘘くさい言葉なんてなんか嫌だけど
少しぐらい泣かせたいだなんて思ってんだよ
気の利いたセリフなんて浮かばないけど
一つだけ伝えたいことがあるんだよ

 

ひとつだったものがふたつに増えて
ふたつだったものがひとつになった
たったそれだけのことだけで
世界も僕らのように笑うのでしょう
これからは あなたと生きましょう
俺からの 気持ちちゃんと聞いてよ
しわくちゃの手と手を握ってゆうから
今までホントにホントありがとう
この先どこへ旅立とうと
その先でまた会いましょうと